30代になると周りに離婚経験者も多いので、特に驚かないし、私も婚活や紹介でバツイチの人とお会いしてたが、今回はバツイチ子持ち男性と出会った。
社会に出たばかりの頃は「世の中にはけっこうバツイチの方がいるんだな~」と驚き、その頃(20代前半)は、バツイチ=人間的に問題があるんだろうという偏見を持っていました。
今はそんな偏見はないし、寧ろなんで若い時はそんな風に思ってたんだろうと申し訳なく思う。
ただ、婚活では子持ちだけは避けて来た。
養育費しかり、結婚を考えたい程好きな人に別で子供がいるという現実を受け入れるほど私は器がでかくないので。
今回、行きつけのお店の店長(もう4~5年の付き合い)から紹介されたお客さん。
店長「俺の最近イチオシの男!」と紹介された瞬間からタイプだったので心躍ったが、なんせガヤガヤしたお店だしお酒の場だし、深く話は特にせず、LINEだけ交換したのが去年の秋。
先日やっと2人での食事が実現した。
30代後半で落ち着いた雰囲気。
長身で斉藤工をちょっと残念にした感じ?(褒めてますw)
見た目も良し、愛想も良し。
まぁこんな男性が独身なワケなく、バツイチだろうなと予想はしていた。
というしょうもないやりとりを親友としていたりw
話ししてると楽しいし、趣味や嗜好も似ているし、誕生日が一緒という奇遇も発覚し、盛り上がる。
ここ数年年下の平成BOYと付き合ったりデートして来たけど、圧倒的に違うのは余裕感ですな~。もう年上の魅力にやられっぱなしの私。
しかしツッコんで聞いてみると、やはりバツイチ。
そして、小学生高学年の子供がいるとの事。
もう5年以上会ってないらしく、養育費だけ払い続けてるそう。
「会いたいよね・・・?」と聞くと「そりゃ自分の子やからなぁ・・・」と。
「今は会えんくても、ある程度大人になったら、子供が父親に会いたいって思う日が来るかもしれんし、その時にもっとカッコいい人間になれるように過ごしたらいいんちゃうかな。
・・・ってごめん、私がエラソーに言える事じゃないけど。。」
と言うと、「そうやなぁ~・・・そんな日来るかなぁ・・・」と切ない目をしてた。
ああ、この人の優しさの中に少し憂いを感じるのは、一度失敗してしまった後悔と反省、会えない子を想う気持ちがあるからこそなんだろうなぁ、と思った。
素敵な人で、向こうも気に入ってくれてるっぽいけど、さすがに子供いる人に好いた惚れたで突っ走る事、私はできない。
どうしたもんじゃろのぉ~(いきなり浜松弁w)
帰り路は「もっと一緒にいたい」という誘い文句を、必死で抑え込んだw
マンションの前で「ありがと~❤」とBIG HUGだけしといた。
はぁ~。。マジで下心まみれだわ、私。
駒を進めたいけど、進められない。進めない方が良いんだろうな。